12月2日に公開が決定されている佐藤正午さん原作の『月の満ち欠け』。
主題歌は誰が歌っているのか、どんな曲なのかを調べてみました。
主題歌を歌うのは誰?柴咲コウ?Snow Man?
映画『月の満ち欠け』の劇中歌はJohn Lennon(ジョン・レノン)の「Woman」でした。
本作のプロデューサーのひとりの発案により、ジョン・レノンの楽曲使用が決まりました。
プロデューサーは1980年にジョンが暗殺された時に、劇中に出てくる三角(目黒蓮)と同じく大学生だったそうです。
暗殺された当日一日中ラジオからジョンの曲が流れていたことが記憶にあり、この時代を象徴的に想起してもらえるのではないかとのこと。
原作では設定は1982年でしたが、曲に合わせて1980年に前倒しし、よりドラマチックなものに描きだしています。
この曲を使ったミュージックトレーラ―と予告編が公開されています。
一足先に映画の世界に浸ることができそうですね。
1980年代を知る人は懐かしさを感じながら、知らない人はこの曲から何かイメージが沸くものがあるのかと思います。
「Woman」はいつできた曲?
「Woman」は1980年にジョン・レノンと妻のオノ・ヨーコ共作のアルバム「Double Fantacy」に収録されています。
ジョンレノン亡き後、1981年にシングルカットとして発売されています。
「Woman」はどんな曲?
「Woman」は題名のとおり、妻オノ・ヨーコや他の女性に向けて歌った歌です。
最初にささやかれている「For The Other Half Of The Sky.」は(空のもう半分のために)という言葉です。
この言葉は毛沢東の詩を引用した言葉であり、「大空の半分を支えているのは女性」という意味があります。
なので、ジョンは「世の女性に向けて歌いましょう」という呼びかけの意味も含めています。
また、ジョンはビートルズ時代の楽曲「Girl」の成長したバージョンだと話しています。
女性に向けてちょっぴりふがいなさの謝罪と愛・感謝の気持ちを伝えている歌詞です。
映画『月の満ち欠け』挿入曲は?
本予告編の楽曲としてLiz Fohl(リズ・フォール)の「Walking Through My Dream」が使われています。
「Walking Through My Dream」はどんな曲?
アメリカの歌手リズ・フォールさんが歌っています。
2020年に発売されたアルバム「Somebody To Trust」に収録されています。
ドラマ『ソロ活女子のススメ』でも挿入歌として使われていたのでご存じの方も多いかもしれませんね。
女性が男性を想う気持ちを込めた歌詞になっています。
「何度も目を閉じて 何度も目を閉じて あなたに会いに行く」という歌詞がありますが、有村架純さん演じる瑠璃が想う感情とリンクしそうな歌詞ですよね。
まとめ
今回は映画『月の満ち欠け』で使われている曲について調べてみました。
①ジョン・レノン 「Woman」
②リズ・フォール 「Walking Through My Dream」
の2曲が使われそうです。
まだまだ他にも使用されているかもしれませんが音楽にも注目しながら映画を楽しみたいですね。
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